僕は僕を暇だと思いたい
語りたい欲が収まらないので前回のブログから連続で執筆しています。
もし、その日のうちに投稿していなかったら力尽きた証拠です。
お悔やみ申し上げてください。
そういえば乃木坂46を語る上で欠かせない人物。コンビがいました。
今回はその方々について語ろうかと思います。
そのコンビとは今や見ない日などない人気お笑いコンビ
「バナナマン」
キングオブコントで審査員をしているのであまり詳しくない方でも何となくは凄いとは思っているでしょう。
その凄さを今からご紹介させていただきますね。
まずはバナナマンがどのように結成されたのか。
始まりは日村さんからです。元々「陸上部」というコンビを別の方と組んでいましたが
僅か数年で突然、相方から解散を言い渡され、やむなく解散。日村さんは相当ショックだったようで家で大号泣だったそうです。
一方、設楽さんは駅員と働いていて、どうせ自分のアナウンスなど誰も聞いていないだろうと「白線の内側に”伏せて”お待ちください」などふざけたアナウンスすることで職場の人たちからは有名だったそうです。
しかし、仕事を辞め、芸人になることを決意。知人から3人を紹介され
そのうちの一人が日村さんでした。
当初は4人で活動していたものの、日村さんは設楽さんを。設楽さんは日村さんの面白さに気づき、4人から2人が抜ける形で組んだコンビが「バナナマン」でした。
すると1年足らずで一気に人気に。当時では考えられなかった斬新なコントのスタイルは同世代の芸人の嫉妬と羨望の目を集めました。
が、しかし。一つ問題が出てきました。
番組ディレクターからの当時のバナナマンの評価でした。
やっと出れた番組でも、爪痕を残すことが出来ず苦悩する日々。
お二人も相当悩んだそうです。
ある日。ダウンタウンさんMCの番組でた時のこと。
日村さんはあることに気づきます。
「浜田さんって声でけぇーな」
今でも度々、声の大きいことでいじられたりする浜田さんですが
日村さんはそこに目を向けました。
「浜田さんはどんなことでも大きな声でリアクションしている。
なのに俺らは何だ。ボソボソと喋るばかりじゃないか」
ここが現在の見ている人々に元気を与える日村さんのリアクションの始まりでした。
ある日、日村さんと設楽さんが寝ていると、日村さんがパッと起き上がり
電気を付けると設楽さんに向かって「俺たち今からすごいことなるよ」
そう言ってまた電気を消しました。
その言葉通り、そこからバナナマンはテレビに引っ張りだこに。
数多くのレギュラー番組を持ち、設楽さんは去年(2020)のテレビ出演数2位(過去に1位を取ったことが何度かある)を記録しました。
こう見ると設楽さんスゲーと思う人もいるでしょう。
いやいや、日村さんも侮ることなかれ。
日村さんと言えばその容姿からいじられキャラではありますが、実は超器用なんですよ
その最たる例を挙げると、ダンス。
あの有名なダンシングヒーローをキレッキレで踊ったり
とある番組で乃木坂46の楽曲内最高難易度を誇るダンスのインフルエンサーを乃木坂46に交じって踊り、挙句の果てには神宮球場で行われたLIVEに飛び入りで参加し
何万人もの前でインフルエンサーを披露しました。
その他にもタップダンス、ピアノ、モノマネ、朝ドラにも出演したりと
その多才ぶりを遺憾なく発揮しています。
バナナマンは仲良し芸人としても知られていて、毎年誕生日にはプレゼントし合ったり
日村さんは設楽さんのことを「0から1を生み出す人」設楽さんは日村さんのことを「1から10に出来る人」と互いにリスペクトし合っていて、設楽さんにいたっては娘が生まれると「ナナハ」と名付けるほどバナナマンというコンビが大切なもののようです。
ようやく本題です。乃木坂46の公式お兄ちゃんと言えばバナナマンなのですが
何故、「公式お兄ちゃん」と呼ばれ、乃木坂46ファンに人気なのでしょうか。
乃木坂46が結成し、その冠番組「乃木坂ってどこ?」のMCがバナナマンでした。
しかし、いざ番組が始まると、つい先日まで素人だった女の子たち相手に番組を回すのは大変で、少し強めにイジると泣いてしまったり苦労していましたね。
しかし、彼女ら自身も成長し、バナナマンも接し方が分かっていく中で両者の間には
共演者以上の関係が生まれていました。
そのことが現れていると言えばやはり選抜発表でしょう。
アイドルとして活動している以上、モデルや舞台、外の番組を持ったりすることは
凄いことだし、素晴らしいとは思います。
が、やはり選抜に入ることが目標ないし活動の中心でわけですよ。
そんな訳で選抜発表はピリピリして見ている側もお腹を下しながら見るのですが、バナナマンはそんな雰囲気を中和してくれます。
自分が選抜に入った理由が分からず自信がない子には芸能界の先輩としてアドバイスしたり、初めてセンターになり不安な子には発破をかけて励ましたりと選抜発表では数々の名シーンが生まれています。
その例を一つご紹介します。
数年前の選抜発表じ、1期生 星野みなみさんの名前が呼ばれました。
彼女は選抜常連組でありますが、あまり嬉しそうな顔ではありませんでした。
理由を聞いてみると
握手会などで福神(AKBでいう神7)に入っていないのに福神入りおめでとう、と言われたり、何も取り柄がないのに選抜に入れてラッキーだねと言われてるなど、わざわざお金を払ってまで悪口を言いに来た人権を持ってしまった害獣に傷つけられていました。
それを聞いた設楽さんは
「そんなクズだからね、そのなやつの人生はカスだから。星野の方がそいつらよりも頑張ってるしね」
珍しく熱くなる設楽さん。少し冷静になると恥ずかしくなっていましたが
これだけ彼女らのことが大切なのでしょう。
乃木坂の出番になると解説したり、時には一緒に歌を歌っていたり。
乃木坂を見つめる目は「もう親やん」そう言いたくなります。
しかも、お二人は忙しい合間を縫ってLIVEや乃木坂が出演する舞台にも顔出したり、
卒業生にも依然と変わらない態度で接したり。「乃木坂ってどこ?」から「乃木坂工事中」に番組がリニューアルする際、バナナマンのスケジュール上、降板の話も出ていたそうですがこれをバナナマン自身が続投を望んだのも有名な話ですね。
何か途中から乃木坂46の話してましたね。はは
では、最後はバナナマン 設楽さんの名言でお別れです。
「その人がそっち(裏方)に行った方がいいってのある。
だけど、自分の人生は自分が主役じゃないといけない」
あでぃおす
らむんちょ